まだ寒さの残る冷たい春の雨の中、多くの方々にご参加頂き無事にイベントを行う事が出来ました。
ご参加頂いた皆様、ご協力頂いた方々、本当にありがとうございました。
晴耕雨読
「晴れた日は、土地を耕し、雨の日は、読書の読ですが、土地を「読む」日になる」
雨の日は、あまり土をいじらないが鉄則。
しかし雨が降っていれば水がどこに流れるか?染み込んでいるか?泥水が流れていないか
?土砂が流れ込んでいる所があれば、あーあそこに石を積まなきゃな。そうやって日頃観察し、そこから改善に繋げていく。
そんな説明から高田さんの講座が始まりました。
御嶽山の話し、神域の重要性、土地を痛めない歩き方、この場所の良い部分と悪い部分などを現地を観察しながらお話し頂きました。
「土地を良くする。そして何をしたかを次の世代に繋げていく。これがすごく大事」
そう言われた時に深く共感しました。
お昼は、地元のベジタコライスやこだわりのパン屋さんに出店頂き、美味しく頂きました(写真撮り忘れた・・・)
雨と言うこともあり神社内の控室や部屋を開放して頂きストーブまで用意して頂きました。
感謝です。
冷え切った体が暖まりました。
その後、会場を室内に移しそのまま植える事が出来る「竹ポット作り」をしました。
今回使ったコナラの苗木は、なんと御嶽産!
2019年10月に高田さんが御嶽山の視察に来た時に拾ったものを千葉へ持ち帰り発芽させたもの。今回は、その苗木をご寄付頂きました。
腐葉土にもみがらクンタンや落ち葉を混ぜ、軽くふんわりとした水と空気が通りやすい土を作り、竹ポットの中に炭、落ち葉、土とサンドイッチにしながらつめていく。
そして最後にコナラの苗木を植える。
竹のポットから生えるコナラは、なんとも可愛らしい。
大事に育てて山へ植えたいと思います。
講座終了後、希望者のみで懇談会。
参加者同士の親睦も深まりまた次の活動が楽しみになってきました。
そして翌日
主要スタッフと有志のみで実際に八幡神社の改善作業を行いました。
ヘリに竹炭、落ち葉、枝をサンドイッチした壁を作り泥詰まりした川底の土をその上に積んで高みを作る作業。
そうする事で伏流水層の動きを促し健全で循環する川の流れを作っていく。
改善前
改善後
水の流れる音がしなかった川にチョロチョロと水の音が聞こえてきました。
今後、経過を見ながらまた少しづつ手を加えて行く予定です。
今後とも御嶽山再生ツアープロジェクトを宜しくお願い致します。
スタッフ畠山
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